会堂礼拝・教会活動再開のためのガイドライン　　2022年11月20日

 

　今まで私たちの教会は、高齢者や基礎疾患のある方、感染による健康の不安がある方が、感染から守られることを最優先に考え配慮し、地域の感染防止に全面的に協力してきました。

　しかし、新型コロナウイルスの感染状況は、第８波が始まり、インフルエンザ感染との同時拡大が懸念されています。また、医療や薬品の配給が逼迫しながらも、世の中はコロナ前の活動に戻りつつあります。

　今後、現状が長期化し、感染の恒常化も予想される中、会堂に集えないことが果てしなく続くことには大きなデメリットもあります。教会の集会自粛状態が長引き、霊的にも厳しい状態に置かれる方もおられることが想像できます。また、今もなお、教会に集うことへの不安を拭えない体調や心境の中にある方々もおられることでしょう。

　役員会では、そう言った方々に寄り添う配慮をしつつ、明確な感染収束のない状況下でも会堂礼拝を再開することの必要性について話し合い、そのためのガイドラインについて検討しました。

　その結果、12月4日の主日礼拝から、今までの対応に加えて、下記の感染予防対策を施しつつ、会堂礼拝を実施することといたします。

 

●会堂礼拝、教会活動のガイドライン

1．ガイドライン実施期間

　ガイドライン実施期間については、感染状況を見ながら、毎月の役員会で検討します。

　また、感染状況の著しい悪化が地域で見られる場合は、会堂集会の再休止について役員会で検討します。

 

2．主日礼拝についてのお願い

＊感染の拡大と医療の逼迫傾向が続いていますので、教会としては当面はインターネットによるライブ配信や　

　　DVD、CDによるリモート礼拝を推奨いたします。

＊諸事情により会堂礼拝を希望される方は、下記の、「4．会堂礼拝出席者の体調管理」と、「5．会堂に於ける感染

　　対策」をご確認の上、ご出席ください。

＊教会での奉仕は、礼拝を中心に構成し、会堂での奉仕者を極力減らします。

＊礼拝奉仕については、礼拝の司会とお花はすでに行われていますが、その他の奉仕は状況を見て再開します。

 

3．礼拝形式

礼拝は、下記の３つの形式で行いします。

①インターネットライブ配信によるリモート礼拝。

②一週遅れの手渡しによる「DVD、CD」と週報を用いたリモート礼拝。

③会堂礼拝。

 

4．会堂礼拝出席者の体調管理

＊会堂礼拝出席にあたり、ワクチン接種の有無や感染検査の陰性証明などは、問わないこととします。

＊礼拝当日、発熱(明らかに平熱より高い)、咳・鼻水・咽頭痛・倦怠感などの風邪の症状がある場合、また感染者

　　との接触、その他、ご自身の判断で配慮すべき事態が生じた場合は、自宅での礼拝をお願いします。

＊同居するご家族や身近な方の感染が判明した場合も、出席を控えてください。

＊礼拝出席後に、ご自身や、ご家族、接触があった方の感染が判明した場合は、必ず教会に連絡してください。

　　そして、その礼拝の出席者に連絡させていただき、医療機関の受診や感染検査など、各自で対応していただき

　　ます。(富士宮市や富士市には、無料のPCR検査所などがあります。)

 

5．会堂における感染対策

＊会堂に入る前に手指の消毒と、マスクの着用をお願いします。

　　※できるだけ不織布のマスクをご利用ください。布製やウレタン製のマスクを使用される場合は、不織布のマ

　　　　スクに重ねて下さい。

＊可能な方は、マイスリッパをご用意ください。

＊教会内各所に用意した消毒液で、随時、手指の消毒をしてください。

＊座席：礼拝での密集を避けるため、１席空けて着席していただきます。「空席カード」を作成し、椅子の上に置い

　　ておきます。

　　※同居のご家族の場合は並んで着席してできます。母子室の使用は、１家族までとします。重なった場合は、

　　小さなお子様のいる家族を優先し、会堂での出席に切り替えてください。

＊換気：会堂での気密を避けるために、ジャロジー(天窓)と会堂の窓を開き、排気設定にした天井サーキュレータ

　　ーにて換気を行います。冬には暖房を入れても気温が下がりますので、寒さ対策で上着を着たままの礼拝をお

　　勧めします。

＊賛美：会堂で実際に歌う賛美の再開を検討していましたが、コロナ第８波とインフルエンザのダブル感染拡大な

　　どが予想される中、合唱はエアロゾル感染の危険が最も高い上、窓を開けて換気を行う際の近隣への音の問

　　題もあるので、ある程度収束傾向が見られるまで、もうしばらく動画を視聴しつつ心で歌う形式を継続します。

　　また、黙って賛美動画を見るだけではなく、手話賛美の動画を見ながら手話でも賛美ができるようにします。

　　選択は自由です。

　　声を出して歌う賛美の再開については、引き続き役員会で検討します。

＊聖餐式：マスクを外すのは一瞬ですので、パンとぶどうジュースを使う通常の聖餐式を行います。

＊講壇：飛沫感染防止アクリル板などを設置しますが、安全のため講壇からはマスクをしたまま語ります。

＊ソーシャルディスタンス：会堂内では、なるべく会話を避け、礼拝終了後は、感染を避けるために、速やかに会堂

　　から退出してください。

　　※会話が必要な場合は、駐車場など屋外で、ソーシャルディスタンスを保っての会話でお願いします。

 

6．会堂の掃除と準備　　

　　会堂掃除の奉仕は、当番表を作成して行います。

　　奉仕可能な方は、メールか電話などで教会までお知らせください。リモート希望の方でも奉仕可能です。

　　※掃除は、従来通り、土曜日などに行ってください。

　　　　午前１０時から午後４時の間で、希望実施時間をメールか電話などで教会まで連絡してください。

 

7. その他

＊祈祷会、教会学校、教師会などの再開時期については、今後、役員会で検討します。

＊2022年度年間行事計画の、中止、縮小、内容変更については、役員会で検討します。

 

当教会では、リモート礼拝と会堂礼拝の二つの持ち方になりますが、別々の礼拝でも互いを思いやり、祈り合い、

敬い合って、試練からの脱出を目指します。

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2022年11月20日（日）　富士宮キリスト教会役員会

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